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3月, 2023の投稿を表示しています

コーヒーの酸化について書いてみます

酸化とは物質が酸素に反応して変化する現象です 脂質、アミノ酸、色素成分、フレーバー成分が影響を受けやすいです 酸化の原因は下記にあります 熱による酸化 は購入後にもありますが購入前の保存状態にも影響されます 特に日本の夏は影響を受けやすくなります 温度は25度以下 湿度は50%以下の環境で保存してください 光による酸化 も購入前で影響があります。遮光性の低い容器や 照明などが強い場所にあると酸化の影響が大きくなります 自宅では遮光性の強い容器に保存することをお薦めします 酸素 は当然のことながら影響があります コーヒー豆の販売で袋にはいって販売しているのは酸素透過性の 低い袋で遮光性があるものが好ましいです 自宅で開封した後は密閉容器に移し替えることをお薦めします 容器はいくつか持っておくことをお薦めします 特にオイルの強い珈琲豆は1週間に一度は容器を 入れ替えてあげると良いと思います

世界のコーヒー消費量(一人当たり)

  日本人が一年間で消費する珈琲の量は約3.4キロです さて他の国はどうでしょうか? フランス 5.7キロ ドイツ  6キロ アメリカ4.7キロ イギリス2.3キロです 6キロということは月500gグラム平均ですからドイツの方は 結構飲んでますね 日本は月300g弱ぐらいでしょうか さらに沢山飲む国があります スウェーデン 9キロ フィンランド 10キロ つまり毎月1キロ弱は飲んでるってことですね これは結構な量です そして最後・・ルクセンブルグ・・ 24キロ 月に2キロです。これは結構な量じゃないでしょうか 一回が10gの場合200杯分ですから一日7杯弱は飲んでます 凄いですね・・  *International Coffee Organizationの2021年のデータです

美味しいとは?難しく深い。コーヒーの抽出は簡単です。

 美味しいという言葉はシンプルですが。非常に深く難しいです。 ・素材を理解し旨味を引き出す 個々の素材を理解する知識と技術が必要です ・味わい    甘い、辛い、塩辛い、苦い、酸っぱい、うま味などの味覚を    適切に刺激し、満足感を与えること ・香り 食べ物の香りが、食欲をそそるような魅力的なものであること ・食感 食べ物の触感や噛みごたえが心地よいこと ・見た目 食べ物の色、形、プレゼンテーションが魅力的であること ・栄養バランス 食べ物が適切な栄養素を含み、身体に良い影響を与えること これらを文化的な背景を考慮しながら個人の好みになるべく 応えられるような味に仕上げて美味しいとなるわけです コーヒーに限らずですが美味しいというのは突き詰めると 非常に難しいです しかし抽出自体は難しくありません 過去の記事なども読んで頂けましたら幸いです

コーヒーの味わいを一貫して良くするために知っておきたいコーヒーの粉の量の測り方

コーヒーの粉の量は、抽出するコーヒーの種類、量、抽出方法、個人の 好みによって異なります。 しかし、正確な量を測定することは、コーヒーの味わいに大きな影響を与えます。 以下に、コーヒーの粉の量を決めるためのいくつかの方法を紹介します。 計量カップを使用する 計量カップは、一般的には粉の量を測定するために使用されます。 しかし、計量カップのサイズは異なるため、正確な量を測定することが できない場合があります。 デジタルスケールを使用する デジタルスケールは、粉の量を正確に測定するために最適なツールです。 コーヒーカップやマグカップの容量を知り、それに合わせて正確な量を 測定することができます。 目分量で決める 多くの人が、目分量でコーヒーの粉の量を決めます。 コーヒーメーカーなどの水の量などは特に目分量の方が多いのではないでしょうか。 この方法は、正確な量を測定することができないため、 味わいに大きな影響を与えることがあります。 しかし、長年の経験から、目分量で正確な量を把握できるバリスタはいます。 以上の方法の中で、 デジタルスケールを使用することが最も正確な測定方法 です。 正確な量を測定することで、コーヒーの味わいを一貫して良くすることができます また、コーヒー豆の種類や焙煎の度合いによって、異なる量が必要になる場合があるため、試行錯誤しながら自分に合った量を見つけることも重要です。 その前にシンプルな抽出が大切です 抽出に関してはこちらをお試しください ぜひ、お試しください

コーヒーポットの選び方

  コーヒーポットの選び方もシンプルに ・お湯の容量が1リットル以下ぐらいで本体も軽いポット 注ぐのに重たいと腕がプルプルになります ・注ぎ口が細い ドバドバっとお湯が出ませんので丁寧に注ぎやすいです 他にもこの点に関しては理由がありますが今回は控えます ・値段 銅製などでお洒落なポットもありますが高いポットである必要はありません ライソンのコーヒーポットはお薦めです

なぜスペシャルティーコーヒーが良いのか?

 スペシャルティーコーヒーは、他のグレードよりも 厳しい評価基準 が 適用され、その結果、美味しい味が期待できます 珈琲生産量全体の10~15%のコーヒーがこのカテゴリーに分類され、 他の種類と比べるとハズレが少ないと言われています。 プレミアムコーヒーは、希少性や銘柄によって高価格になっていますが、 必ずしも美味しいとは限りません。 コマーシャルコーヒーは、スペシャルティーやプレミアムに該当しない グレードで、味のブレが大きいとされています。 スペシャルティーコーヒーでも注意点があります 味について 酸味を活かす傾向が強いため、酸味が苦手な方には合わないことがあります。 そんな方は、まず深煎りのコーヒーを試してみてください スペシャルティーでない場合がある スペシャルティーコーヒーとして購入した豆でも、実際には スペシャルティーではない、または微妙な品質の豆があることがあります。 自家焙煎のお店であっても、そのような豆をスペシャルティーとして 販売する場合があります。 さらに、プレミアムやコマーシャルといったグレードを明確に分けて 販売していないお店もあり、区別がつかないことがあります。 話が少し逸れますが、ICO(国際コーヒー機関)の統計によると、 スペシャルティーコーヒーは全体の約30%になっています。 これは、基準が緩く曖昧なコーヒーも含まれているということを意味しています 価格について スペシャルティーコーヒーは、他のグレードと比較して価格が高めです。 このカテゴリーには、プレミアム感が強い豆も含まれています 例えば、ゲイシャなどの品種は非常に高額で取引されています ただし、高価格な分より高い品質になるかは、 実際に飲んでみないと判断できません 焙煎について 焙煎に関しては、品質が悪い豆は、どれだけ上手に焙煎しても 良いものにはなりません。 同様に、品質が良い豆であっても、焙煎の方法を誤ると、 その特徴が失われ、台無しになってしまいます 自分にあった珈琲はスペシャルティーグレードの中から お店の人と話あいながら見つけてみましょう

コーヒーメーカー=手抜き?ハンドドリップ=丁寧?

 ハンドドリップで淹れると丁寧でコーヒーメーカーで淹れると手抜き なんて思われている方もいるのではないでしょうか? 確かにハンドドリップで淹れるとコーヒーメーカーに依存することなく 自由の範囲が広がります しかしマイナスの要素を生む原因にもなります コーヒーメーカーには利点があります ・別途お湯を沸かす必要がない ・勝手に淹れてくれる間他のことができる 時間というのは大切でゆとりを生んでくれるという利点は大きいです コーヒーメーカーは機械任せだから美味しくならないということもありません 値段は高いほうがいいと思うかもしれませんが5000円以下の コーヒーメーカーでも満足いただける味に仕上がります メリタはお手頃でお薦めです しかし珈琲の抽出というのは素材の旨味を引き出す工程ですから 品質以上の味は生み出せません 美味しくない素材を美味しく出来るコツというものはこの世に存在しません そういう意味ではコーヒーメーカーもハンドドリップも同じ条件です 私も普段家ではコーヒーメーカーで淹れています それでも美味しいコーヒーであることが珈琲豆への条件だからです ではでは