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前回の続き・珈琲の抽出はシンプルに

 なぜこうするのか?は前回も読むと良いのでよかったら読んでみてください



早速ですが方法を書いていきます

まず同じ珈琲豆を下記2種類で淹れてみてください

①.150㏄=10g ②.150㏄=15g

味の違いだけを確かめてみてください

これはシンプルに珈琲の粉の量が変わった

ことで味がどう変わったか?を確かめています

これだと挽き具合を・・湯の落ちるスピードが・・

片方は蒸らしをしたほうが・・

確かにg数を変えれば他の要素も色々変わってきますが

こういうのが頭をよぎった方は一旦捨ててください

舌(味)だけに集中してみてください

難しい表現?必要ありません。何なら最初は違うかなあぐらいでも十分です

出来ましたか?

*下に続きますがキツイなっと思ったら、たまにここまでをやってみてください

では次です

別の珈琲豆で同じことをしてみてください

え?焙煎が変わったら?産地は違っても?ブレンドでも?

それも忘れてください

同じ日でなくてもよいです

次は前回の豆でもいいですし別でもいいので淹れてみてください

何故こうするか?ここに関してはやった後に読むのが

良いと思いますが念のため下記に書きます

美味しい味を作るというのは当然味を診ないとわかりません

味を変えたい?どんな味に変えたい?

これも味ですよね

つまり答えは舌が出します

ところが多くの人は方法や問題に集中します

そして方法や問題ほかに思考がいくとランダムな要素が増えます

難しい、わからない、のきっかけになりやすいのです

これは大会に出る人を教えたりする時や開業する方にも伝えています

貴方の作る味を店や大会で伝えるんですから味を診ないといけない

基本は皆同じです

複雑にすると複雑な味になると思っている方もいます

しかし、答えの出ない複雑な道を作っているだけだったりします

自宅で味噌汁を作る時に適当に味噌を混ぜて味見したら
「あ、少しいつもより足りないな」みたいなのは難しくないですよね

この方法はそれと同じ感覚を身に着けます

そこで今回のような方法を用いて一旦頭の中を整理していきます

ぜひやってみてください



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